都市緑化機構では、緑の保全や創出に携わる「市民」「事業者」「公共団体」等による様々な取組みを支援するとともに、都市の緑に関する多面的な普及啓発、調査研究・技術開発、情報提供などにより、みどり豊かなまちづくりに貢献することを目指しています。
多様な担い手による都市緑化の推進をはかるべく、「緑の都市賞」「緑の環境プラン大賞」「屋上・壁面緑化コンクール」を、新年度も4月1日より募集を開始致します。
第41回 緑の都市賞
緑の都市賞は、明日の緑豊かな都市づくり・まちづくりを目指し、緑の保全・創出活動に卓越した成果を上げている市民活動団体及び企業等、並びに公共団体を顕彰し、これにより広く都市の緑化推進、緑の保全による快適で地球にやさしい生活環境を創出することを目的とし、1981年に創設されました。第41回を数える歴史あるこの賞に今年輝くのは…
皆様、奮ってご応募ください。
緑の市民協働部門
応募対象
主に市民団体(町内会・自治会等の地縁団体、NPO法人、学校・病院等での活動を展開している団体等)
(行政や民間事業者と協働で実施している場合を含むが、応募の主体が市民団体であること)
応募内容
ボランティアを基本とした緑化活動で、地域の社会や環境へ貢献するものとします。
緑の事業活動部門
応募対象
主に民間事業者
(市民団体や行政と協働で実施している場合を含むが、応募の主体が民間事業者であること)
応募内容
- 民間、公共の空間を問わず事業活動またはその一環として取組んでいる緑の保全や創出活動で、地域の社会や環境に貢献するものとします。(例:オフィスビル・学校・マンション・工場の緑化等)
- NPO法人等で、公園の指定管理者などとして活動の大半を事業活動として取組んでいるものも含みます。
- 学校や病院等で、業者委託での緑地の整備や管理に取組んでいるものなどもの含みます。
緑のまちづくり部門
応募対象
主に市区町村
(市民団体や民間事業者と協働で実施している場合を含むが、応募の主体が行政であること)
応募内容
都市や地域の緑地の保全や緑化の推進について、緑の基本計画の策定や地域の個性を活かした施策を展開し、その成果をあげているものとします。
(例:地方公共団体の緑化施策、面的開発事業における緑地の保全・創出等)
表彰
内閣総理大臣賞 1点
全部門を通じて最も優秀なもの
国土交通大臣賞 3点以内
原則として各部門から優秀なもの1点
都市緑化機構会長賞 3点以内
原則として各部門から優れているもの1点
奨励賞 若干数
審査委員会において必要と認められた場合
応募・選考スケジュール
応募受付期間
4月~6月末
「緑の市民協働部門」「緑の事業活動部門」「緑のまちづくり部門」の3部門のいずれかにご応募ください。
審査
7月上旬~9月中旬
審査は、学識経験者等で構成する審査委員会において書類選考にて行います。
※現地の確認とヒアリングを実施させていただく場合があります。
入選発表
10月中旬
選考結果は、すべての応募者に対して文書にて通知します。
選考理由等に関する個別のお問い合わせには応じかねますのでご了承ください。
表彰
11月~12月
内閣総理大臣賞(1点)、国土交通大臣賞(3点以内)、都市緑化機構会長賞(3点以内)、奨励賞(若干)の表彰を行います。表彰式は東京で行う予定です。
※新型コロナウイルス感染症への対策を十分考慮し開催方法を検討します。
応募方法
- 所定の応募用紙及び応募団体情報シートに必要事項をご記入の上、成果が確認できる写真(20枚以内)及び位置図等の必要書類を添付し、下記宛にご送付ください。
- 応募要綱・応募用紙・応募団体情報シートは、本サイトからダウンロードしていただくか、下記へご請求ください。
- ご提出いただきました申請書類は返却できませんので、必ず提出前にコピーをお取りください。
応募及び応募要綱等請求先
〒101-0051
東京都千代田区神田神保町3-2-4田村ビル2階
公益財団法人 都市緑化機構内 「緑の都市賞」係
TEL 03-5216-7191 FAX 03-5216-7195
e-mail :midori.info@urbangreen.or.jp(@を半角にして送信ください)
第32回 緑の環境プラン大賞
公益財団法人都市緑化機構および第一生命保険株式会社では、緑豊かな都市環境の形成を図るとともに、生活の質の向上やコミュニティの醸成等に役立つことを願い、1990年に「緑のデザイン賞」を創設し、緑化プラン実現のための助成を開始しました。その後、環境への配慮といった時代の要請に一層応えるべく、2009年度に「緑の環境デザイン賞」と改称し、都市の環境共生に必要な緑地機能を新たな評価基準として加え、深刻化している環境問題への対応を図ってきました。さらに、2015年度からは、2020年に向けた期間限定のプログラムとして、花と緑で観光客をお迎えする 特別企画「おもてなしの庭」への助成を東京都限定で実施してきました。
このように、優れた緑化のプランを表彰し、その実現のための助成を行ってきた「緑の環境デザイン賞」ですが、さらに多くの皆さまに関心を持っていただき、緑の創出を通じて、昨今の社会的重要課題である都市環境の保全や再生、地域コミュニティの形成、生活の質の向上に対応していくことを、これまで以上に積極的に進めていきたいと考えました。
このため、2016年度からは、主催者に第一生命財団を加え、名称を「緑の環境プラン大賞」と改称するとともに、募集を地域のシンボルとなり都市環境の保全・再生に貢献する シンボル・ガーデン部門、地域コミュニティの形成につながる ポケット・ガーデン部門の2部門での募集にに見直しを行いました。
「緑の環境プラン大賞」では、生活の質の向上やコミュニティの醸成の実現への取り組みを一層強化し、豊かな次世代社会の創造に寄与することを目指してまいります。
部門:シンボル・ガーデン
募集対象
全国の民間・公共の各種団体 緑の環境プラン大賞 シンボル・ガーデン部門
助成金額
上限800万円
助成数
3件程度
募集内容
緑の持つヒートアイランド緩和効果、生物多様性保全効果等を取り入れることにより、人と自然が共生する都市環境の形成、および地域コミュニティの活性化に寄与するアイデアを盛り込んだ地域のシンボル的な緑地プランを募集します。
部門:ポケット・ガーデン
募集対象
全国の民間・公共の各種団体
助成金額
上限100万円
助成数
10件程度
募集内容
日常的な花や緑の活動を通して、地域コミュニティの活性化や、保育園・幼稚園、学校、福祉施設等での情操教育、身近な環境の改善等に寄与するアイデアを盛り込んだプランを募集します。
募集期間及び発表等スケジュール
募集開始
4月1日
緑化プランの実現が可能な具体的な場所で応募してください。
緑化助成工事は応募された緑化プランで行いますので、土地所有者・管理者のほか関係者との調整等プランに変更が出ないよう注意してください。
募集締切
6月30日
提出書類の不備、応募条件との相違などがある場合は、応募者に問い合わせを行う場合があります。
審査会
10月上旬
発表
10月中旬
応募者全員に結果を通知いたします。
受賞者等が緑化助成工事を行う場合には、助成金額の内示をあわせて行います。
表彰式
11月~12月
東京で行う予定です。
※新型コロナウイルス感染症への対策を十分考慮し開催方法を検討します。
緑化助成
11月~翌年3月
(原則) 審査会で受賞が決定された緑化プランの変更は原則として認められません。
緑化助成方法は、緑化助成要綱を参照してください。
工事完了
3月下旬
原則として2022年3月末までに助成対象となる緑化工事を完了してください。
受賞者等による確認を行ってください。
助成対象工事の完了。
(地域のみなさんへのお披露目会などの実施)
応募方法
応募要綱及び助成要綱をよくご確認の上、所定の応募用紙に必要事項を記入し、添付資料を添えて、下記の事務局宛に郵送または持参して下さい。
- 当該年度中に緑化をすることが可能な場所を選定して下さい。
- 緑化工事実現のために関係者との調整を行い、応募プランをまとめてください。
第20回 屋上・壁面緑化技術コンクール
建物の屋上や壁面など特殊空間の緑化は、都市環境の改善に有効であり、積極的に創出していくことが望まれています。
本コンクールは、そうした特殊空間の緑化について積極的に取組み、優れた成果をあげている皆様(民間企業、公共団体、個人等)を顕彰することにより、都市緑化技術の一層の普及推進を図り、みどり豊かな都市環境の実現に寄与することを目的としています。
募集・応募概要
応募対象は、2020年3月31日までに工事を完了した緑化とします。
屋上緑化部門
建築物の屋上、屋根の緑化
壁面・特殊緑化部門
- 建築物の壁面の緑化
- 土木構造物の壁面(高架道路壁面、擁壁等)の緑化
- 土木構造物の高架(道路・鉄道高架部分、橋等)上・下空間の緑化
- 屋内(アトリウム、室内、地下空間等)、ベランダの緑化
- その他通常の方法では緑化が困難な空間の緑化
特定テーマ部門
屋上緑化部門、壁面・特殊緑化部門に準ずる、応募作品の面積が300m2以下の緑化
応募資格
応募対象作品の所有者、設計者、施工者、資材・工法の開発者又は管理者のいずれかとします。ただし、①連名による応募も可能としますが、すべての連名者の了承を得てください。また、②所有者以外の方が応募する場合も、事前に所有者の了承を得てください。
※国外の作品は、作品の所有者、設計者、施工者のいずれかが、日系の企業であり、応募者に名を連ねていることとします。
結果通知
2021年10月中旬、応募者全員に通知します。
表彰
①次の各賞を、応募作品の部門ごとに表彰します。
国土交通大臣賞
(土木・建築計画、都市計画等の視点から)
異なる部門から2点以内 (賞状、副賞)
環境大臣賞
(生物多様性、環境への配慮等の視点から)
異なる部門から2点以内 (賞状、副賞)
日本経済新聞社賞
(商業施設等、緑化の効果が経済に影響を与えたと評価された緑化)
異なる部門から2点以内 (賞状)
都市緑化機構会長賞
(緑化による先駆的な取り組み(例えば、緑化技術および緑化による普及啓発等)が優れている、または、他に類を見ない緑化)
2点以内 (賞状)
奨励賞
(地域の課題解決に資する緑化、緑化による先駆的な取り組み(例えば、緑化技術および作品による普及啓発、地域を巻き込んだ維持管理・運営など)が優れている緑化)
1点以内 (賞状)
②所有者、設計者、施工者、資材・工法の開発者など連名による応募の場合は、賞状は連名で作成し、1枚を授与します。
③審査結果の報告は、公益財団法人都市緑化機構の機関誌『都市緑化技術』に掲載します。
④受賞作品の概要は、公益財団法人都市緑化機構のホームページに掲載します。
⑤表彰は2021年11~12月に都内で開催される「みどりの『わ』交流のつどい―都市の緑三賞表彰式-」にて行います(新型コロナウイルス感染症への対策を十分考慮し、 開催場所・開催方法を検討します)。
⑥ほか応募に関する詳細は、応募要綱をご確認ください。
応募方法
- 各部門とも下記の応募資料ダウンロードから応募資料作成要領及び応募作品審査資料様式等をダウンロードし、所定の必要事項を記入して、応募資料一式を郵送または持込により下記「屋上・壁面緑化技術コンクール」事務局にご提出ください。応募資料は「応募資料作成要領」の仕様によるものとします。応募提出書類等は原則として返却しません。また、提出書類は主催者が事業目的のために無償で任意に使用できるものとします。
- 応募資料提出後の応募者の追加・変更は、いかなる理由があっても一切認めません。
- 応募資料作成および提出にあたっては、応募者(所有者、設計者、施工者、資材・工法の開発者又は管理者のいずれか)間で必ず調整を行い、追加・変更が生じないよう、留意してください。
応募資料の提出先及び問い合わせ先
公益財団法人都市緑化機構「屋上・壁面緑化技術コンクール」事務局
〒101-0051
千代田区神田神保町3-2-4田村ビル2階
電話:03-5216-7191 FAX:03-5216-7195
e-mail :midori.info@urbangreen.or.jp(@を半角にして送信ください)