第8回 エクセレントNPO大賞

表彰

「エクセレントNPO大賞」は、質の向上をめざし、自己評価を行いながら改善につとめる非営利組織を応援し、その活動が社会に「見える化」をすることを目的としています。

日本国内では、5万を超すボランティア団体、非営利組織(NPO)がさまざまな分野で活動をしています。その中で、優れた団体の条件とは何でしょうか。

私たち「『エクセレントNPO』をめざそう市民会議」では、客観的な自己評価の能力を身につけたうえで、市民とのつながりをより強め、最終的には優れた結果を出すことだと考えています。すなわち、

「組織運営の弱点を改善しようと務める『組織力』」
「より多くの市民の参加と指示を得る『市民性』」
「課題を正確に認識して成果を出す『課題解決力』」

という3つの基本条件です。そして私たちは各条件に対応した合計15項目の自己評価基準を用意しました。

応募団体にはまず15項目について自己採点していただき、審査委員会がその結果と事業内容などを照らし合わせたうえで「市民賞」「課題解決力賞」「組織力賞」の3賞を決定します。

本賞は一部の卓越した団体の表彰がゴールではありません。審査を通じてNPO活動の質の向上をめぐる競争を促し、努力した団体にはより良質な支援が集まる好循環を生み出すことがゴールです。このため、応募されたすべての団体の自己評価書(応募用紙)に対して、フィードバック・レターをお送りします。

多くの団体のエントリーをお待ちしています。

応募要項

応募資格

国内外における社会貢献を目的とした市民による日本国内のNPOなど種々の民間非営利組織(法人格の有無、種類不問) ※ 自薦・他薦可

応募期間

2020年10月1日(木)~12月11日(金)必着

応募方法

本賞にご応募される方は、応募用紙を以下からダウンロードしてください。

【大賞・部門賞用 応募用紙】
第8回エクセレントNPO大賞 応募用紙

【コロナ対応チャレンジ賞用 応募用紙】
コロナ対応チャレンジ賞 応募用紙

応募用紙はエクセル形式になっており、次の①~③シートによる3枚構成です。

  1. 団体プロフィール
  2. 自己評価表
  3. 団体のストーリー

 

  • 記入した応募用紙は、応募専用アドレス(info@excellent-npo.org)まで、メール添付にてお送りください。(問合せ先アドレスと異なりますのでご注意ください。)
  • 正しく受信ができた場合は、受領メールが自動返信されます。もし受領メールが届かない場合には再度送信してください。
  • 迷惑メール拒否設定などを利用されている方は、当方からのメールが受信できるように設定変更等をお願いいたします。(ドメイン「@excellent-npo.org」が受信できるようにしておいてください。)
  • ご不明な場合には、事務局までお問い合わせください。
  • 詳しくは『エクセレントNPO』で検索を。

審査方法

審査委員会により、エクセレントNPO基準に基づいて第一次審査、第二次審査を実施し、最終的な受賞団体を決定します。表彰式後、全ての応募団体にフィードバック・レターをお送りします。

審査委員(敬称略)

小倉 和夫(国際交流基金顧問)、島田 京子(元横浜市芸術文化振興財団専務理事)、前田 浩智(毎日新聞社論説委員長)、目黒 公郎(東京大学生産技術研究所教授)、近藤 誠一(近藤文化・外交研究所代表、元文化庁長官)、新田 英理子(SDGs市民社会ネットワーク理事・事務局長)、山岡 義典(法政大学名誉教授)、渋谷 篤男(中央共同募金会常務理事)

表彰

2021年3月29日(月)に毎日ホール(毎日新聞東京本社地下1階)で表彰式を行います。各部門ごとにノミネートされた4~5団体をご招待し、その活動のご紹介とともに活動表彰を行います。その中から各賞受賞団体およびエクセレントNPO大賞受賞団体を発表いたします。ノミネートが決まった団体には事前にご連絡いたします。

賞の構成

「エクセレントNPO」の基本条件である「市民性」「課題解決力」「組織安定性」に基づき、下記の3つの部門賞が設けられています。また、各受賞団体の中から最も優れたNPOとして、「エクセレントNPO大賞」が決定されます。なお、基本条件の詳細については、認定NPO法人 言論NPO発行の言論ブログ・ブックレット17『改訂版「エクセレントNPO」の評価基準「エクセレントNPO」を目指すための自己診断リスト -初級編-』をご参照ください。

エクセレントNPO大賞 <賞状・賞金50万円>

「大賞」は、以下の3つの部門賞の受賞者の中から選ばれます。受賞団体は毎日新聞本紙、及び関係地方版でご紹介します。(ただし、一定の水準を超える組織がない場合は、該当者なしとする場合もあります)

※ 大賞賞金は、下記の賞金に加算して贈呈いたします。また毎日新聞の特集記事として掲載されます。

部門賞 – 市民賞 <賞状・賞金30万円>

非営利組織の活動が広く市民に開かれている団体に与えられる賞です。

ここでは、ボランティアや寄付を通して参加の機会が提供されており、参加者に市民として成長できる場が十分に提供されているかが評価の視点となります。

部門賞 – 課題解決力賞 <賞状・賞金30万円>

自らの使命のもとで、社会的な課題解決に向けて成果を出している団体に与えられる賞です。

ここでは、明確な課題の把握、適切な解決方法、リーダーシップ、評価の力が問われます。

部門賞 – 組織力賞 <賞状・賞金30万円>

責任ある活動主体としてガバナンスが機能し、経営の持続性の維持と、自らの組織改善の刷新性をうまく共存させている団体に与えられる賞です。

ここでは、資金調達の透明性や規律、収入源の多様性、情報開示などが問われます。

2020年度だけの特別賞 – コロナ対応チャレンジ賞 <賞状・賞金10万円>

新型コロナウイルスの感染拡大が依然として続いており、その影響はさまざまな形で私たちの市民生活に支障を来しています。

そのようななかでも、コロナ禍によって生じた社会課題にチャレンジしている団体、あるいは既存事業の継続や資金調達など自らの組織運営の課題を克服すべく工夫を重ねておられる団体は少なくないと思います。

こうした状況に鑑み、今年度は従来のエクセレント大賞各賞に加え、「コロナ対応チャレンジ賞」を特別に設けることにいたしました。

エクセレントNPO大賞と同様に、エクセレントNPO基準を基に自己評価をして応募していただきます。取り組みに焦点が当たるよう課題解決力を評価の軸として、基準数を大幅に絞り込んで、応募しやすくしています。

皆様の真摯な取り組みを広く伝えていけるよう、是非ご応募ください。

事務局 (応募受付・審査進行管理)

「エクセレントNPO」をめざそう市民会議事務局
〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町3-7-6 LAUNCH日本橋人形町ビル5階 言論NPO内
Tel.03-3527-3972(平日9時30分~17時30分受付) Fax.03-6810-8729(24時間受付)
お問い合わせ用メールアドレス (enpo@genron-npo.net)

 

 

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