チャイルドラインとは、1970年代に北欧で始まった子ども専用フリーダイヤルをはじめとした活動の総称です。お説教や押し付け抜きで、子どもたちの声に耳を傾けます。日本では、1998年に東京世田谷区で活動が始まり、現在は全国mにチャイルドライン実施団体があり、連携してフリーダイヤルを運営しています。子どもたちは、自分自身の気持ちや抱えている困難を話すことで、ホッとしたり気持ちを整理したりしていきます。そして、本気で自分の話を聴いてもらえた、受けとめてもらえたと感じることで、子ども自身が課題と向き合い、乗り越えていく力を持てるようになります。
今回、子どもたちの声を受けとめる「受け手」を養成するための養成講座を開くことになりました。チャイルドラインは、多くの方の協力のもと、運営されています。皆さんと一緒にこの活動を続けていきたいと考えています。多くのご参加をお待ちしております。
受講対象
- 「受け手ボランティア」を希望する方(19歳以上)
- 「受け手」は難しいが、チャイルドラインの活動に興味がある方
- 子どもたちの現状について学んでみたい方
講座開催予定・受け手認定の流れ
1. YouTube Liveによる動画視聴(1コマ2時間程度)
- 「チャイルドラインの歴史と理念」 代表理事 柘植秀通
- 「子どもたちとネットリスク」 子どものネットリスク教育研究会 副代表 本間史祥 氏
- 「困難を抱える子どもたち」 青森明の星短期大学 教授 最上和幸 氏
- 「青森県における不登校の現状」 フリースクールあおもりサニーヒル 顧問 坂本徹 氏
- 「傾聴の勘所」 NPO法人あおもりいのちの電話 理事長 石川敞一 氏
- 「いじめの心理をさぐる」 弘前大学教育学部 教授 田名場忍 氏
受講期間
10月24日~11月13日
2. Zoomによる参加(4時間)
- チャイルドラインの概要と今後について
- 電話などから見える子どもの声
チャイルドラインあおもり代表理事/認定NPO法人チャイルドライン支援センター理事
須藤充弘
日時
11月19日(土) 10時~15時 ※ 昼食休憩含む
3. 会場でのロールプレイ(非公開講座:県内2会場+Zoom)
青森会場
チャイルドラインあおもり
相談役 鳴海明敏 氏
【日時・会場】
11月26日(土) 10時~15時
アピオあおもり
弘前会場
チャイルドラインあおもり
代表理事 柘植秀通
【日時・会場】
12月3日(土) 10時~15時
弘前学院大学
Zoom実施
チャイルドラインあおもり
代表理事 須藤充弘
【日時・会場】
12月3日(土) 10時~15時
※ 八戸市周辺の皆さまを優先して対象といたします
4. 事務局により面談、インターン期間
面談
Zoomにて30分程度を予定しております。活動にあたっての疑問等を改めて確認いたします。
インターン期間
受け手認定前に1ヶ月程度、他の受け手の様子を見たり、スタッフと一緒に電話を受けたりして活動に慣れていきます。
講座費用
- 全講座受講 10,000円(学生:3,000円)
- 1コマ受講 1,000円(学生:300円)
応募方法
以下の申し込みフォームでお早めにお申込みください。
主催
チャイルドラインあおもり
共催
チャイルドラインひろさき
連絡先
チャイルドラインあおもり事務局
〒030-0822
青森市中央3丁目20-30 県ボランティア・市民活動センター気付
TEL:090-4449-1488(代表)
E-mail:cl.aomori2007@gmail.com