本賞のあゆみ
「チャンピオン・オブ・チェンジ」日本大賞は、米国のオバマ前大統領が発案した”Chanmpion of Change”賞を2013年に受賞したボストン在住の日本女性、厚子・東光・フィッシュさんの思いから生まれたもので、米国の地域の社会問題にチャレンジし、社会貢献活動に尽力している市民を表彰する”Chanmpion of Change”賞と同じように、日本で地域社会に根ざし、活動している女性に光を当てることを目的に2017年に創設されました。
日本においても、超高齢社会、大災害、子どもの貧困、地域社会の疲弊等、様々な社会問題に直面した時に、勇気をもって自ら行動を起こし、地道に活動を続け、地域社会の課題解決や新たなシステムの構築に取り組んできた女性たちがいます。
この賞は、そんな女性リーダーたちの活動に光を当て、賞を贈ることで日本女性のロールモデルを示すことを願って生まれました。
2019年度までの3回の開催では、「社会から疎外されがちな人を共に支え合うために勇気をもって自ら行動を起こし、受益者への直接的サービスを通じて市民的な動きから地域の社会変革に取り組んできた」NPOや社会的企業等の女性リーダーたち、23名を表彰してまいりました。
2020年度の開催について
上記のような歩みを経てきた本賞ですが、今年2020年は、年初より新型コロナウイルス感染症の流行とそれに伴う緊急事態宣言等の措置により、受益者への直接的サービスを行ってきた団体は、それぞれに大変な困難にさらされることとなりました。受益者との関わり方の変化、対象とする受益者の拡大など、劇的な変化に伴う迅速な対応が求められただけでなく、収入源が断たれたことによる経済的困難も大きな課題となっています。
しかし、こおような今までに経験したことのない危機に直面しながらも、状況に対応し、強い想いを持って自分や周囲を鼓舞しながら、それぞれに新しい取り組みを行い続けてきた女性リーダーが全国各地にいます。これまでとは全く違う生活、価値観、そして活動のあり方が求められる中、危機に直面しながらもアクションを起こすという勇気を持ち、奮闘し続けてきた女性リーダーたちを称え、エールを送るために、今年も本賞の開催をいたします。
今回の賞を通じ、未曽有の危機に対し女性リーダーたちがどのように対応し、それぞれの行動と変革を起こし続けてきたのかを広く人々に共有することで、危機に立ち向かうための取り組みと勇気が全国へ伝播していくことを願っています。
応募者の方のバックグラウンドや年齢は問いません。「チャンピオン・オブ・チェンジ」日本大賞は、よりよい社会をみんなで作っていくための社会貢献活動の意義と喜びを広めていきます。多くの方々の応募をお待ちしております。
賞の内容
大賞 1名
賞金100万円、ティファニー社製クリスタルボウル
入賞 4名
賞金25万円、ティファニー社製記念品
※ 入賞者の中から1名に副賞として、JWLIより研修参加権利贈与の可能性があります。
応募締切
2020年8月31日(月) 18:00
発表
表彰式:2020年12月7日(月)
会場:都内某所・オンライン開催
応募要件
賞の対象者
日本国内で、地域社会における暮らしの質の向上や、誰もが安心して暮らせる社会の実現に向けて、イノベーティブな発想をもとに市民的な動きから、受益者へ直接的サービスを行う活動を今まで続けてこられたNPOや社会的企業等の女性リーダーを対象とします。
本賞では、地域で地道な活動を続けている方に光を当て、応援することでより広くその活動を知っていただくことを目的としています。このため、下記に該当する方は、今回の推薦の対象外といたします。
◆ 全国的にメジャーな賞を受賞されたことがある方
(例)
- エイボン女性年度賞、「日経WOMAN」ウーマン・オブ・ザ・イヤー等の、女性を対象とした賞
- 国の省庁等による表彰事業
- 全国新聞社による福祉や教育分野の表彰事業
◆ フィッシュファミリー財団の主催する、Japanese Woman’s Leadership Initiativeへ参加されたことがある方。
◆ 2019年度に開催された、フィッシュファミリー財団の主催するJWLI Bootcampへ参加された方。
対象者の活動分野
社会から疎外されがちな人を直接支援することで、孤独や孤立、排除や摩擦から援護し、社会の構成員として包み支え合う活動
(例)
- 超高齢社会における介護、看護、看取りなどのヒューマンサービス
- 困難を抱える子どもや若者の成長を支える対人サービス
- 女性の直面する社会的課題の解決に取り組む活動
- 障がいや病を持つ人、経済的に困難な環境にある人、外国にルーツをもつ人、子育てや介護などに事情を抱える人の居場所づくり活動
- 多様性を認め合う社会づくり、弱い立場におかれた人達の人権を守る活動
※ 文化、国際協力・国際交流、環境保全、再生可能エネルギー推進の分野は、今回の対象から除きます。
5つの選考ポイント
外部に選考委員会を設置し、以下のポイントを重視して厳正に選考を行います。
- 危機に対したときのリーダーシップ(対応力、打開力)
- 生活の中から問題を見出す洞察力と事業化する能力
- 現状を打破し、改善するイノベーティブな発想力と行動力
- 自ら動く実行力、継続する計画性
- 変化を創り出し、より良い社会づくりに貢献した実績
選考の流れ
Step 1 応募書類受付
全国から他薦により候補者を募集します。WEBサイトより推薦用入力項目をご確認いただき、オンラインにてご応募ください。
※ 応募後、内容確認のため事務局よりご連絡させていただく場合があります。
Step 2 書類選考
9月 第一次選考(事務局) 約25名の候補者を選出
11月 第二次選考(選考委員) 外部の選考委員会による選考、5名の入賞者を決定
※ 第二次選考の前に候補者ご本人に応募の意思や表彰式への参加が可能かどうかの確認を行います。また、活動や所属団体に関する情報の提供をお願いします。
Step 3 最終選考会
2020年11月下旬~12月初旬 オンライン面接による最終選考
5名の入賞者とオンライン面接を行わせていただき「チャンピオン・オブ・チェンジ」日本大賞1名を決定。
Step 4 表彰式
日程:2020年12月7日(月)
会場:オンラインおよび都内某所で開催予定
※ 入賞者の会場までの交通費及び必要な宿泊費は、事務局にて負担します。
※ 入賞者には、表彰式翌日午前にフィッシュ厚子とのオンライン通話へご出席いただきます。
応募方法
下記URLまたはQRコードより、オンラインにてご申請ください。
※ 郵送、メールでのご応募は受け付けられません。ご注意ください。
CCJAホームページの募集要項(https://jwliccja.org/apply/)から、推薦用応募フォームでの入力項目一覧もダウンロードいただけます。
入力項目一覧がダウンロードできない、応募フォームへ入力ができない場合は、事務局へお問合せください。
主催
◆ フィッシュ・ファミリー財団
◆ 公益財団法人パブリックリソース財団
◆ その他ご協力:Japanese Woman’s Leadership Initiative(JWLI)
問合せ先
公益財団法人 パブリックリソース財団
「チャンピオン・オブ・チェンジ日本大賞」事務局(担当:松本)
〒104-0043 東京都中央区湊2-16-25-202
Eメール:champion@public.or.jp TEL:03-5540-6256 Web:https://jwliccja.org/
※ 弊財団では新型コロナウイルス感染症感染予防対策のため、シフト制勤務を実施している場合がございます。可能な限りメールでのお問合せをお願いいたします。